店全体のエネルギーを上げる振袖のコンセプトを店全体の力に!
令和7年と6年成人を並行しながらのアプローチをされてい ると思いますが、成人式直後に再びコロナ禍となり、客足が落ちている店もあります。
しかし、さほど影響を受けず、健闘している店もあります。
その差は何なのか?
今回は、原点に帰り、振袖成約から顧客化へをテーマに話を進めます。
前撮りに母親にきもの着ていただく価値を熱意をもって伝えていますか?
スタジオの大手が振袖にも参入し、ますます振袖成約そのものも厳しい時代に入ってきました。また、想定以上にコロナ禍が長引き、顧客には売り尽くし、新規客が増えないという声を多く聞いています。SCに店舗があっても、店頭新 規をつくるのがますます難しくなってきました。この状況から考えると、まずは振袖成約から母親をメインに新規客を つくることに力を入れていくべきだと考えます。
と同時に、こういう時だからこそ、自社の振袖に対するコンセプトや方針を明確にして自店を選んでくれるお客様を開拓していくことが大事です。
前撮り撮影会で母親などきものを着用することを徹底して いるM店は、「前撮りは家族で祝う成人の日」と位置づけ、お母様を中心にご家族がきものを着用する割合が4割近くあります。
繁盛店創造塾では前撮りにお母様に きものを着ていただ く、という活動を提案し続け ていますが、うま くいっている店とそうでない店の差は、店の思いを、熱意をもって提案し、お客様に伝えられているかです。
「前撮り撮影会で何割の母親がきものを馨用されているか 把握 していますか?」と聞く と、ほと んどがカウントしていないケースが多いのですが、まずはカウントして何割になっているのか把握しましょう。そして、どう したら母親がきもの を着ようと意識改革できるか、そこが大事になってきます。
店全体のエネルギーを上げる
振袖のコンセプトを店全体の力に!
「振袖はゴールではなくスタートである」と いうスタンスは変わりま せん。それが振袖成約の伸ばすエネルギーになり、店全体のエネルギーとなってくるからです。現に振袖好調店は一般催事も好調で、振袖が不調になると 一般催事が負のスパイラルに入るケースが多々見受け られます。
その意味でもまずは振袖における 店なりのコンセプトをし っかりと立て店全体に浸透させることです。
コンセプトを立てるポイントは、行政とは別に私たちの店でご家族の成人式を行うこと、 撮影会にはお母様を中心に女性たちはきもの姿でお祝いする、そのお手伝いをするという ことです。
先日、ある店で振袖対象のお母様が見学に来店し、スタッフがスタジオな どを案内していたところお母様が「私服でもよいですよね」と聞いてきたときに、そのスタッフはプレッシャーを与えない意味で「大丈夫ですよ」と応えましたが、その時に「今、こんなふうに前撮りをお祝いされる方が多いんですよ」と提案 できていない現状があります。経営者は理解していても、社員全員で共有化を図ることがとても 重要です。
店全体のエネルギーを上げる
振袖のコンセプトを店全体の力に!写真館などのレンタルショップに勝ち抜くには価格やサービス競争にとらわれすぎないこと 。サービスの本質は顧客満足度であり、精神的なものであることを忘れないでほしいです。